VirtualBoxネットワーク設定
ホストOSとゲストOS
VirtualBoxでは、VirtualBoxをインストールしたOSをホストOS、VirtualBoxにインストールしたOSをゲストOSと呼んでいます。
たとえば、WindowsマシンにVirtualBoxをインストールし、VirtualBox上でCentOSを使っている場合であれば、WindowsがホストOS、CentOSがゲストOSになります。
ホストOSからゲストOSにアクセスする
VirtualBoxマネージャで、設定したい仮想マシンのアイコンを右クリックし、[設定]を実行します。
※ここでの設定は、ゲストOSが起動しているときでも有効です。
[ネットワークアダプタを有効化]と[ケーブル接続]にチェックを入れ、[ポートフォワーディング]をクリックします。
初期状態では何も書かれていないので、以下のように設定します。
これは、ホストOSが25080番ポートを叩いた時、それをゲストOSの80番ポートへ送るという意味です。
つまり、ブラウザでhttp://localhost:25080/にアクセスすると、ゲストOSのApache(80番ポート)につながります。
同様に、WinSCP(SSHクライアントソフト)でlocalhostの25022番ポートを叩くと、ゲストOSのSSHD(22番ポート)につながります。
なお、ここでのポート番号、80や22というのは、そのソフトウェアがデフォルトで使用するポート番号なので、もし各ソフトウェアの設定ファイルでポート番号を変更した場合は、ポートフォワーディングルールの記述もそれに合わせて変更しなければなりません。
また、25080や25022という数字に特に意味はなく、ゲストOSのポートであることが分かるように、自分で勝手につけた番号です。
設定が終わったら、[OK]ボタンをクリックしてVirtualBoxマネージャに戻ってください。